<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<feed xml:lang="ja" xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:thr="http://purl.org/syndication/thread/1.0">
  <title type="text">Lang.</title>
  <subtitle type="html">散文</subtitle>
  <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://lang.blog.shinobi.jp/atom"/>
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/"/>
  <updated>2007-09-19T05:40:46+09:00</updated>
  <author><name>yuk</name></author>
  <generator uri="//www.ninja.co.jp/blog/" version="0.9">忍者ブログ</generator>
  <atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com/" />
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/46</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E5%90%88%E9%96%93%E3%81%AB%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AF%E8%A6%9A%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B" />
    <published>2014-07-01T21:37:27+09:00</published> 
    <updated>2014-07-01T21:37:27+09:00</updated> 
    <category term="未分類" label="未分類" />
    <title>知らない合間に身体は覚えている</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[酷い嵐の日に、世田谷文学館にいった<br />
茨木のり子の展覧会<br />
良人への愛の熱量と、彼女の紡ぐ文字の雄弁さに圧倒され<br />
今私の出力はディジタル化しているけれど<br />
文字を書く気持ちよさ、<br />
余白、<br />
ことばの関係性のことなどを思い出した<br />
いかんいかん、慢心は全てを台無しにしてしまう。<br />
今宵はふるえる手で紙に書き写してみよう<br />
彼女の詩を。そして私の言葉を。<br />
特に好きでもなかった人を好きになった、<br />
その嬉しさを行間にのせて。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/45</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%AD%A3%E6%B0%97%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%8B/20131115" />
    <published>2013-11-15T11:28:56+09:00</published> 
    <updated>2013-11-15T11:28:56+09:00</updated> 
    <category term="正気に戻る" label="正気に戻る" />
    <title>さて</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[いつかの記憶の片割れが<br />
滔々と頭の中に流れてきては消え、去って行く<br />
この作業のなんと不健康なことか。<br />
ひさびさに見返すと自分の痛々しさに一瞬うっと詰まってしまう。<br />
しかし、<br />
よく考えると村上春樹とか江國香織とかも、相当痛い。<br />
まあ、ならいっか。<br />
そこに突き抜けた自意識／美意識があるのならば、とふたたび思いなおす。<br />
<br />
表現について、過去に塩野七生の語句を引用し書いた記事を見つけ懐かしく思ったが、<br />
もっと公汎な意味において、自己満足などでは決してない、ということが今は分かっている。<br />
<br />
つまり、<br />
人類が時間という存在を識ってから、<br />
予定調和が生れ、<br />
互助、共感能力が身につき、<br />
言葉が創られた。<br />
従って、表現とは、象徴的な概念を他者と交換するための道具であると言える。<br />
これは、数百万年前、森に棲むチンパンジーたちと袂を分かってから<br />
ホモ族が身につけた最強の武器。<br />
それを私は最大限に生かしたいと思うのだ。<br />
痛い、なんて自省している場合ではないのだ。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/44</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%81%AF%E3%81%A1%E3%81%BF%E3%81%A4" />
    <published>2011-03-19T01:24:56+09:00</published> 
    <updated>2011-03-19T01:24:56+09:00</updated> 
    <category term="曖昧な世界" label="曖昧な世界" />
    <title>レンゲはちみつ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
今日の空のいろは一二を争う出来事だった、海もうっとりするほど澄んでなまめかしい模様を造っていた。 <br />
<br />
ふねでヤスコさんに逢う。 <br />
彼女はまじめなひとで、話すと私の穢なさが浮き出てしまう、わたしはふねを降りたあと薬の臭いが充満した空間にいき脚を出した。靴を脱ぐとくっつ いていた虫の脚が剥がれ落ち茶色の欠片がぼとりと笑う。逃げ出したさきで、内田春菊に浸かっているとおなかが痛くなって現実が薄れていった、あたしだって きらいだよあんなおんな。仕方がないからサプリメントをたくさん買ったらリュックサックがぱんぱんになって、そろそろ紙を買わないといけないんだが帰りの ふねのなかで若いおんたたちがわらっていて私は必死で堪えている。今すぐ走って海に飛びこんでみたい。でももうすぐ港に着くんだ。 <br />
<br />
￡ <br />
<br />
よくよく考えたら、すごくハードボイルドな生活なのかもしんない。今日は久しぶりに自由に時間を費えて気持ちよかった、全身くろずくめですっぴん はあんまりだから耳に真珠を着けたが、アイラインくらいひけばよかった。本屋ですれ違ったスーツの男が私を見、足元にいるちいさな男の子がわらう。でも誰 も私の靴の中におおきな蜘蛛がいるなんて思わないだろ。ざまあみろ。 <br />
<br />
￡ <br />
<br />
今敏の遺書とパプリカのヒラサワ音楽に侵されていて、妄想代理人すきじゃなかったけれど、パプリカは原作である筒井ワールド（あの有象無象の世界）とKONのビジュアルがマッチしていて、重度のツツイストとしては原作に勝るものなしと言いたいところだが、あれは良かった。 <br />
<br />
￡ <br />
<br />
それにしても、手袋いらずになるなんて、世の中あたたかくなったんだなあ。 <br />
<br />
￡ <br />
<br />
くるみおいしい。 <br />
<br />
￡ <br />
<br />
ぽりぽり]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/42</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/%E5%A4%A2%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E6%AD%BB" />
    <published>2009-12-09T17:01:23+09:00</published> 
    <updated>2009-12-09T17:01:23+09:00</updated> 
    <category term="曖昧な世界" label="曖昧な世界" />
    <title>夢の中の死</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
最近、物事がだんだんいい方向に向かってきている。 <br />
これで風邪やfluにさえかからなければ、結構完璧かもしれない。 <br />
<br />
<br />
そんな中、夢を見た。 <br />
昨日の夜のこと。 <br />
<br />
<br />
私は寝床に臥している。 <br />
枕元には母親が、手元には恋人が座っている。 <br />
（母親は本物だったが、恋人は見たこともないような顔の男だった。ただ、その中では恋人という認識を確かに自分で持っていた。） <br />
<br />
私は死の間際にいる。 <br />
体中がだんだん冷えていくのがわかり、痺れの余り、どこも思うように動かなくなっていく。 <br />
それを見とってかどうかはわからないが、恋人が、私に接吻をした。 <br />
私は、その中に生を感じ取った。 <br />
そして自分は死ぬのだな、という実感が急激に襲ってきた。 <br />
<br />
すると恋人はいきなり私から離れた。かれはその中に死を感じ取ったらしい。 <br />
私の死が怖くて今離れたのでしょ、と彼に告げると、 <br />
彼は怯えたような顔をして頷いた。 <br />
その瞬間、私はそれまで半ば諦めていた生に対するものすごい執着が湧いてきて、 <br />
それでも体は動かなくて、 <br />
という、どうしようもない夢だった。こわかった。 <br />
<br />
<br />
夢分析によると、死ぬ夢は生まれ変わりを示唆していて、とても良い夢であるというけれど <br />
あまりにリアルすぎる死の感覚、 <br />
私にとって、それは恐怖以外の何物でもなかった。 <br />
しばらくベッドから抜け出せなかった。 <br />
<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/40</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/24" />
    <published>2009-02-12T14:56:18+09:00</published> 
    <updated>2009-02-12T14:56:18+09:00</updated> 
    <category term="曖昧な世界" label="曖昧な世界" />
    <title>24</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
つい先ごろ、わたしはこの世に誕生した。<br />
<br />
11日から今日という日になった瞬間<br />
ベッドの中で、自分自身で身体を支えるように、両手で抱きしめて、蹲り、<br />
まだ母親のおなかの中にいる時みたいな体勢をとった<br />
<br />
24歳、おめでとう。<br />
自分で声を発してみると、他人のようで奇妙なわたし。<br />
<br />
<br />
今まで12日は何某か、誰かが祝ってくれて<br />
それはお酒だったりプレゼントだったりしたんだけれど、とてもしあわせで<br />
だから何もない、今日、<br />
自分で何か作ろうと思ったけど、生憎お気に入りの美術館は開いてないしお気に入りのお店も開いてないしで<br />
まあ、こんな誕生日もアリか。と思ったのだけれど。<br />
<br />
<br />
Frm　お母さん<br />
Sub　お誕生日おめでとう！<br />
<br />
この時間、母はまだ必死で痛みを耐えていたのですが、生まれた時は１４時間の痛みが吹っ飛ぶくらいの喜びでした。今考えればシナは抵抗していたのかもしれませんね。でも、人生には楽しいこともたくさんあります。シナにはくいが残らないように生きて欲しいです。・・・<br />
<br />
<br />
今日という日が味気なくて厭だなんて、<br />
わたし、24歳になってまでなに言ってんだろ。とは思わない、<br />
だってまだ24だし<br />
でも今日って、ほんとに大切な日なんじゃないかな、とおもった。<br />
なんでかわかんないけど、おかあさんからのメールを読んで、そう思った。<br />
<br type="_moz" />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/39</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%AD%A3%E6%B0%97%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%8B/%E6%B1%BA%E6%84%8F" />
    <published>2009-02-10T11:31:18+09:00</published> 
    <updated>2009-02-10T11:31:18+09:00</updated> 
    <category term="正気に戻る" label="正気に戻る" />
    <title>決意</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
何故「書く」のか？<br />
<br />
表現とは、自己満足ではない。<br />
他者に伝えたいという強烈な想いが内包されているからこそ、<br />
力強い作品に結晶できるのです――　　　塩野七生<br />
<br />
<br />
発見を他者に伝えること。これは必然なのだ、決して自己満足などではない。<br />
個人の意思とは関係なく、そこには自然の節理とも言うべき大きな力が働いている気がする。他者や自分に向かって必死に「主張」することを私は今まで嫌悪してきたが、それはそのことに大きな意味を持たせている証拠で、傲慢ともとれる。違う、それはとても自然なことなのだ。<br />
<br />
ただそれに大きな想いをぶつけられるか否かが表現者としての違いであり、それほどの表現者に成るということはそれほどの発見をするかどうかに掛かっており、<br />
つまりそれが才能の有無のつながるのだと思う。<br />
発見しようとすること。即ち「見る」こと。<br />
モノを見ようとすると、より多くのモノが見えてくるに違いない。<br />
<br />
<br />
人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。<br />
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。　　――　ユリウス・カエサル<br />
<br />
<br />
知りたい、見たいと欲すれば手に入るモノの再発見。自分が仲介者にすぎないことを自覚しつつ、その世界の中に身を置いて表現すること。これこそが謙虚に表現者として生きる第一の肝要な事項なのではないだろうか。<br />
「見る」か「見ない」かの違いは、「する」か「しない」かの違いと変りないと思う。「する」こと。私は今、迷わず大きな選択をするべきなのだ。<br />
<br type="_moz" />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/38</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/%E7%84%A1%E9%A1%8C" />
    <published>2009-02-06T07:28:51+09:00</published> 
    <updated>2009-02-06T07:28:51+09:00</updated> 
    <category term="未分類" label="未分類" />
    <title>無題</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[大学に来ると、筋肉質な男の人たちがポーズを決めているポスターが机の上に置いてあった。<br />
最近よくこういうことがある。<br />
飴玉ふたつとか、シャーボとか、ビニールの殻とか。<br />
それにしてもこれは面食らう。一体何なんだこのマッチョ軍団は。<br />
<br />
<br />
更新されないと広告が出っぱなしで気になるので投稿。<br />
このポスターどうしよう。<br type="_moz" />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/36</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/%E8%88%88%E5%A5%AE" />
    <published>2008-06-27T09:52:12+09:00</published> 
    <updated>2008-06-27T09:52:12+09:00</updated> 
    <category term="未分類" label="未分類" />
    <title>興奮</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[今すごくいいプロットが頭の中を駆け巡った。<br />
今、この現在、それを文字にできるかどうかはわからないけれど、<br />
私は私の人生をかけてこの物語を全うしてやる。と思った。<br />
<br />
良い体験。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/43</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%AA%E4%B8%96%E7%95%8C/ysl" />
    <published>2008-06-11T01:21:52+09:00</published> 
    <updated>2008-06-11T01:21:52+09:00</updated> 
    <category term="曖昧な世界" label="曖昧な世界" />
    <title>YSL</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
最近俺のポケットには何も入っちゃいない、なぜ金がないかって、それは俺がここのところフラナガン神父のニガー・クィーン・コーシャー・カフェに居るからだ。<br />
随分とご無沙汰していたのだが、行ってコークをたのむころにはもうすっかり寛いでいた。隣で黒い顔のひつじがめえええと啼いている。 <br />
そこの常連、ゲイのジョーンジーが睡たそうな声で「どうして戻ってきたのさ」と、然して興味もなさそうに訊く。 <br />
<br />
「どうしてって俺、あんたのこと愛してんだよジョーンジー。ついでに自分のこともさ。だいっきらいだ。例えば、朝、とても気持ちの言い朝に目覚 めたとして、それはやっぱり現実を過ごすための習慣なんだよ。<br />
それでちょっとした遊びをするってわけだ。うまくいったらここにくんだよ、神父様に会いにさ。と ころで神父様はどこにいらっしゃるんだ？」 <br />
<br />
返事はなく、代りに聞こえてきたのは軽いいびきだった。神父はまた若い男のケツでも追っかけまわしているのだろう。<br />
のどが渇いた俺は、ジョーンジーの前にある透明の液体を口の中へ放りこんだ。<br />
それは天国の味がした。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>lang.blog.shinobi.jp://entry/35</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://lang.blog.shinobi.jp/%E5%BF%83%E5%9C%B0%E8%89%AF%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE/%E5%88%A5%E9%9B%A2" />
    <published>2008-03-30T04:53:19+09:00</published> 
    <updated>2008-03-30T04:53:19+09:00</updated> 
    <category term="心地良いもの" label="心地良いもの" />
    <title>別離</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>夜半に目が覚めた。</p>
<p>窓から外を見ると、松本のあかりが一望できる。時折車のヘッドライトが走っている。もうこれでほんとうにほんとうに最後なんだな、と思うと、しばらくの間連れ添った恋人と別れる間際になって、とても別れられないことを再発見したかのような気分に陥った。この数年間を繰り返し思い出すと、くるくると浮かび上がってくるのは恐怖と感動の中間地点。この空気とこの静けさはきっと京都では手に入らないものだろう。いまのこの時間になってようやく、別れが染込んできた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>わたしは今ホテルのセミスィートに泊まっています、<br />
モダンでおしゃれな内装。何より照明がすてき。<br />
高いところにある部屋のせいか、景色がとても美しい。<br />
<br />
明日になると私は大阪に向かうのでしょう、<br />
あの空間ともあの空間とも、そしてあの空間ともお別れなのです。<br />
ここへ来てから全ての思い出めいたものが私を感傷へと誘いましたが、<br />
よく考えるとそれらをいったん全部清算できるという事実は、やはりとても魅力的なのです。<br />
あなたと出遭ったこの土地を離れるのは切ないけれど、ちょっとせいせいしています。</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>yuk</name>
        </author>
  </entry>
</feed>